コロッセオ…
古代ローマ…
ナントカ帝とかナントカトゥスとか
昔もっと真面目に勉強しとけばよかったな、、
なんの前知識もない俺はガイドツアーを利用した。
コロッセオ前の凱旋門が集合場所だ
コロッセオのそばにはローマが始まった丘がある
目の前の空き地はゴミだらけ…
こんな観光スポットに、、もったいないなぁ
やはり目の前に立つとデカく、
この曲線は見事なモノだった
ローマンコンクリートっていう、
火山灰が混じったコンクリートだけで
ここまで力学的に安定しているのは
この曲線がおミソらしい。
イタリア史上もっとも大きな地震で
高い部分が半壊したのは、
そこの場所だけ地盤に問題があったんだそう。
映画好きの俺は
ラッセル・クロウの
グラディエーターって剣闘士の映画で興奮したっけ。
ガイドさんいわく、
ガイドさん本人もあの映画は好きらしく、
結構いい感じにコロッセオ内部が再現されているんだそう。
ガイドさんの静かな語り口がアツイ。。
ヒシヒシと伝わってくる、
ローマ史大好き感。
絶対にガイドツアーの方が120%楽しめるなこれは。
コロッセオが完成したのは80年頃だって
当時のローマ人は皆、観戦無料、昼飯付き。
そこで猛獣を闘わせたり、
猛獣と剣闘士が闘ったり、
公開処刑として猛獣の餌食にされたり、
剣闘士はどちらかが死ぬまで闘わせられたり、
それを見ながら盛り上がってたなんて…
しかも飯を食いながら…えぐいね
ローマ人のメンタルたるや
剣闘士は養成所でとことん鍛えあげられ
あまりのキツさに自害する者も。
それでも市民から人気を集める剣闘士がいたり
剣闘士といえど奴隷だから、
死なれると困る!といった金持ちが本音だったらしい。
今では客席はほぼ残っておらず、
中央の剥き出しになってる所に
板が張られ闘う足場になっていたらしい。
ガイドさんはやはり話がうまい
静かに興奮を伝える口調でピークにもっていく
最後に
「ここが、
剣闘士たちが命をかけて闘うために登場し、
歓声を浴びた景色です。」 と。
これには鳥肌が立ったな…
きっと、これから死ぬかもしれない闘いを目の前に
足が震え
勝つためには観客をも味方につけるような闘いをし
自身の士気を高めないと命はない…
そんなことを考えながら
風の音だけが耳を通り抜けていく数秒を体感した。
コロッセオへ行くなら是非ガイドツアーに参加するのがオススメ!
このブログで書いたのはほんの一部です。
もっともっと濃いお話をたくさん聴けます。
そんなコロッセオ、思いのほか、
感動したスポットとなりました。
つづく…