世界遺産でもある
セビージャ大聖堂ってスペインでも最大の規模らしくて
隣接してるヒラルダの塔ってのはもはやここセビージャの街のシンボル的存在
街も大きくはないから、
買い物にもチカラが入りそう。
いろんな店がズラ~~~~~ッ!
って建ち並んだ通りが2本並んでて
滞在した36時間のほとんどは
いろんな店をひやかしてた。
スーツケース転がしてる普通の旅行なら
財布のヒモは緩みっぱなしになりそう。
そんな街です。
歩き疲れたころ、路地の奥に宿を発見。
値段を聞きに行くと、
1泊26€でシングルの空室があったんでチェックイン。
ヌエバスイソというホテルだったんですが
コレ地球の歩き方に載ってました。笑
ラッキ。
Wi-Fi有り朝食込みで立地も良いのでこの値段ならアリでしょう。
翌日チェックアウトは12:00.
バスの時間までは、12時間あります笑
この1人の時間潰しほどツライものはありません。
だからこれどういうこと?
地獄の12時間を潰して
バスを待った。
まぁなんやかんやで、
夜22時には駅に行くしかなかった。
駅では
日本人っぽい1人旅の女性と
日本人のカップルを一組見かけた。
23:59発…みんな寝てる。
そりゃそうだよな。
早朝、
ポルトガルはリスボンのバスターミナルに着いたのは06:30…
いつ国境を越えたのかはわからない。
(※これもまたシェンゲン協定内のため)
06:30て!どこ行けばいいんだよ!
さらに!
ポルトガルはスペインよりも
マイナス1時間の時差!
よって!到着した時間は05:30!
jesus..
バスを降りるとすかさず例の日本人に話しかけた。
「すいません、日本人ですか?」
「そうですよー!」
「ちょっとお話しません?」
「はい!どっちみちまだ早いし駅で時間つぶそうと思ってたし。」
とのこと。
彼女は あやこさん。
聞くと世界一周中で、今7ヶ月目に入るって。
7…7ヶ月目…
ごいすー……
旅の大先輩だ…。
あやこさんは南米とかモロッコとかをグルリしてきてスペイン入りしたらしい。
マジですげぇ…荷物は俺の倍以上あるし、
1人で来てるハングルボーイも、
どうやって市内に行くんだろう?とガイドブックを片手に
あやこさんと話をしてる。
なんか旅してきましたオーラがあるんだなきっと。
あやこさんはこの日は街の散策だけにしとくってんで、
夜、時間があったら一緒にご飯食べながら旅の話でも聞かせてくださいってことで
連絡先を教えておいた。
7時を過ぎると
3人でメトロで市内に行くことにした。
ハングルボーイもすっかり不安色の覇気をまとった様子だった。
切符の買い方も乗り場もわからん…。
俺はこの日、リスボンから少し離れたシントラという街に行こうと考えてた。
朝一と時間は早いが
一度市内に出るよりは
今から行ってしまおうってことで
あやこさんとハングルボーイにサヨナラをする。
セッテリオス駅から
シントラを目指す。
切符は1年間有効でチャージして繰り返し使える
ヴィヴァ・ヴィアジェンというこのカード。
一日券的なバスとメトロ乗り放題のは確か12€だった。
ってかこの足の角度!
無意識だった!笑
こうして1時間も経たずに
無事シントラの街に着いた。
苦い思い出 あの北京を思い出す造りだ…。
ムーア城跡
この後、シントラ駅へ戻り
ユーラシア大陸 最西端
ロカ岬を目指す…
つづく…
「いよいよスペインへ ① 」
「セビージャ~ポルトガル・リスボンへ ⑨」
「ロカの奇跡 ⑩ 」
「リスボンからポルトへ ⑪ 」
「いよいよバルセロナへ ⑫ 」
「サグラダ・ファミリア ⑬ 」
「そして最後の夜 ~完~ 」